2009年1月15日木曜日

ピカソ・クレー展など


本棚になんともマニアックな本が…

母よ…どこへいこうとしているのだ…

「廃道に棲む生き物」って表題がめっちゃきなるが…

なにしろ気をつけてな…

私と相反して母は本当におしゃべりだ。童顔で体も私よりも小さいので妙な感じ。


http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/09_k20/index.html
日曜に渋谷Bunkamuraでやっている「ピカソとクレーの生きた時代」を見に行って来ました。クレーのポスターに惹かれましたが、たくさんの作品が見れてとても面白かったです。

ピカソ、クレー、序盤はその同じ時代に生きた画家達の絵画が並ぶ。2章あたりからキュビズム的な作品が色々と、ピカソの抽象的な作品になっていく前の、写実的な絵は初めてみました。今みてみたところ作品名は「二人の座る裸婦」でしたね。2人の女性がとてもふっくらしていて、これもピカソか…と。その後に「鏡の前の女」というこれもまたピカソの作品ですが、こちらはキュビズム的にも描写された女性(当時の恋人だそうです)。女性のふっくらした感じなどは前の作品を見た印象に近いものを感じました。ピカソの絵はこう、経て、こうなったんだということが、続けてみるとよく分かりました。さわやかな色使いですが、物憂げにも感じられる表情。描かれた時代背景などの解説を参考に、自分のなかで想像を膨らますのも楽しいものですね!
終盤はクレー作品のオンパレード。クレーの作品は温かくて純粋ですごく素敵でした。見入ってしまいました。1点だけあったミロの絵も素朴で惹かれるものがありました。比較するとそれぞれの魅力がわかりやすい、私の様な、興味津々!ですがアート初心者なほうの人間にも馴染みやすい展示だったのではと思います。一緒に連れて行ってくださった方に感謝^^ありがとう御座います。途中クレーとミレーをなぜか混同し始めたのはこの私…お、落葉でもひろってます…


それから年末に色々と読んだ本やらなにやら…

■食堂かたつむり 小川 糸
うみごんに借りてまだ返してなくてごめんお。じんわりあたたかくなる作品でした。感動する話じゃないのに、こう本にあたたかく包まれるとまたむむしょうに涙が出るのはなぜででしょうね^^;食欲が無くなったらこの本を読むと絶対よいと思います。効果てきめんです。






■茗荷谷の猫
■地虫鳴く
■ブンガクのことば 木内 昇
おもしろかったので、同じ作者を立て続けに3冊。「茗荷谷の猫」はいいすごく。“幕末の江戸から昭和の東京を舞台に”ですが歴史ものではなく、その時代に生きる人々の人生や思いがどこかでつながったり、つながらなかったり。幕末ものを読みたかったわけじゃないのですが、この人の本を追っていったら次は「地虫鳴く」。新撰組の有名どころの人物像から描かれるのではなく、その周りにいる人々、キャラクターに色が付きすぎずリアルな人間像として読んでいける様子がとても良かった。まさにタイトルのとおり、地にはいつくばった虫が鳴くようななんともいえない後味。幕末、詳しい人ならより面白いかと、これもすごく良かった。「ブンガクのことば」は名作のなかからことばを取り上げて作者が読み解いていく内容。読んでいるところ。名作…と呼ばれるものでもまだ読んでいないものが色々とあります。これを機会に読んでみようかな。



最後は、読み物ではありません。自転車のかわいい系の本を見つけたので、古本でゲット。おでかけ自転車、おてんば自転車、おさんぽ自転車、、
乗ってみないと分からないことですが、ちょっと遠出してそこで自転車にのりたいとなると、折りたたみのほうが良かったなという気がします。折りたためないと、どうしても「家から」になってしまうので…。クロスバイクも解体できないことはないのですが、折りたたみよりは若干面倒らしい。こんど自転車やさんで習ってこようかな♪

TokyoBikeの看板ムスメさんのブログ「あづさの自転車日記
いいですねいいですね^^♪ 早く春にならないかな^^ 

相変わらず音楽も色々と聴いてますが、世の中はこんなに色んな音楽であふれてるのに、まだたくさんの心を打つ音楽が生まれてくるのはとても不思議。それは本も同じ。きっとデザインも同じ。人間の想像力ってすごい。妙なブログになってしまいましたが…ぜひおすすめを教えてくださーい^^ではまた

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